2018年3月27日、Googleは公式ブログにて、モバイル ファースト インデックス(MFI)を開始したと発表しました。
これまで、Googleの検索結果のアルゴリズムは、主にデスクトップ版のコンテンツを使用し順位を決定していましたが、今回のシステム以降で、モバイルはモバイルのコンテンツを使用し順位が決定することになります。
これにより、モバイルに最適化されたサイトでも、内容がPCより充実していない場合、順位を落とす可能性があります。
同時に、Googleは7月よりページの読み込みスピードを検索結果に反映させると発表しています。
モバイル ファースト インデックスで影響を受ける範囲
Googleによると、今回のアップデートで影響する範囲は以下の通りです。
Desktop only モバイルフレンドリーではないサイト |
変更はありません。今まで通りデスクトップ版のコンテンツが参照されます。 ただし、モバイルフレンドリーなコンテンツは引き続き検索順位に良い影響を与えます。 |
Responsive web design レスポンシブウェブデザインのサイト |
変更はありません。今まで通りのコンテンツが参照されます。 |
Canonical AMP すべてのページがAMPで作られているサイト |
変更はありません。今まで通りのコンテンツが参照されます。 |
Separate URLs デスクトップとモバイルで異なるURLが存在するサイト |
モバイルのコンテンツが参照されます。コンテンツの最適化 |
Dynamic serving デスクトップとモバイルで同じURL、異なるコンテンツのサイト |
Googleでは、モバイル向けに最適化されたコンテンツのインデックス作成を推奨しています。 |
AMP and non-AMP AMPとAMP以外のページがあり、ユーザーには異なるURLが表示されるサイト |
Googleでは、インデックスさせるため非AMP URLのモバイル版を推奨しています。 |
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