マッチングアプリや婚活サイトなど、たくさんのアプリが登場してきていますが、果たして周りのみんなってどれくらい利用しているのか、気になるものですよね。
今回は、婚活アプリやマッチングアプリの利用率など、最近の流れを読み解くデータが公開されていましたので、記事にさせていただきます。
インターネットの出会いは怪しい?そんな時代は終焉を迎えつつあるのかも。
日本では、1990年代後半から出会い系サイトが始まり、婚活サイトを経て、最近はマッチングアプリとか言われたりしています。日本で「出会い系」というと、なんだか怪しいイメージが強いですが、海外では「Dating」というカテゴリーで社会的に認知されています。
出会い系サイトは過去のもの?
インターネットから始まる出会い、恋愛というと何を思い浮かべますか?
インターネットから始まる恋愛といえば、一昔前は「出会い系サイト」が一般的でしたよね。インターネット黎明期ということもあり、ものすごい勢いで成長しました。しかし、一方で法整備が時代に追いつかず、少なからず犯罪も生まれました。
怪しいサイトが多かったり、サクラなどの問題もありましたね。特に、女性無料で男性からお金をとり、メール一通いくらみたいなサイトは怪しかったですよね、、、GREEやmixiを出会いツールとして利用する人も多かったですね。
そんなインターネットを使った婚活や出会い、最近は時代に合わせて変化しているようです。
時代に合わせて、どんどん身近になるマッチングアプリ
ここ数年で、急激にスマートフォンのアプリを利用する機会が増えてきました。それに合わせて婚活サイトもアプリ化され、デザインも洗練されたものになってきました。
呼び方も、出会い系サイトや婚活サイトから「マッチングアプリ」とか「婚活アプリ」「恋活アプリ」などと、だんだん変わってきました。Googleの検索ボリュームから見ても、時代の流れは明らかに「マッチングアプリ」に傾いてきています。以下、「Google Trends」の検索ボリューム比較です。
マッチングアプリも、趣味から出会うタップル誕生や、Facebookで登録するPairs(ペアーズ)、with(ウィズ) など、各社様々なコンセプトを出してポジションを明確にしています。
また、最近の特徴としてIT大手が参入する傾向にあります。例えば、mixi系やサイバーエージェント系、最近ではリクルートが婚活事業に参入してきています。大手が参入することで、インターネット(アプリ)での出会いがより一般的になってきたのではないでしょうか。
データでみる「婚活アプリ」「マッチングアプリ」
そんな身近になった婚活アプリ、マッチングアプリですが、今回、電子コミック配信サービス「めちゃコミック(めちゃコミ)」が、会員を対象に「SNSから始まる恋愛」に関するアンケートを行い、その調査結果がまさに時代を表すようで興味深かったです。
* 以下のデータは「めちゃコミック(めちゃコミ)」のアンケート結果を参照しています。
20~30代では、実に5人に1人がSNS恋愛の経験者
コミュニケーションツールの一つとして、人々の欠かせない存在になりつつあるSNS。SNS上で出会った人と恋愛関係になる人も多いんだそう。
今回の「めちゃコミック(めちゃコミ)」のアンケート調査では、約15%の人が「SNSで知り合った人と恋愛したことがある」と回答しました。これはざっくりと言って、5人に1人がSNS恋愛の経験者ということになります。
特に若年層では顕著なようで、インターネットを通じての出会いに対する意識が変わってきているタイミングなのでしょう。
60%の人が、実際に会った時のギャップを感じている
「めちゃコミック(めちゃコミ)」のアンケート調査によると、
- 「写真の映りがかなりよかったらしく、実物はかなり老けていた」(34歳女性・会社員)
- 「お互いに見た目が好みのタイプでは無かった」(54歳女性・会社員)
と言った意見が見られ、約6割の人がSNS上の写真と実際のギャップを感じているようです。
当然といえば当然ですよね。逆に、たった60%しかギャップを感じていないのか、ということに驚きです。実際は、婚活サイトやマッチングアプリに掲載されている写真とイメージがぴったりだった、なんて意見の方が少ないのではないでしょうか?
婚活サイトやマッチングアプリは、相手からオッケーが来ないと成立しませんので、写真は少しくらい盛らないと、という気はします。
相手と知り合うきっかけは「マッチングアプリ」が最多
では、ソーシャルメディア(SNS)をきっかけに恋愛に発展したことがあるユーザーは、どのようなサービスを通じて出会ったのでしょうか?
アンケート調査によると、FacebookやTwitterなどの主要SNSを抑えてマッチングアプリでの出会いがもっとも多いという結果になりました。
「マッチングアプリで知り合った人が旦那様です」(33歳女性・会社員)
「マッチングアプリを友達に教えてあげたら、一ヶ月も経たないうちに素敵な人を見つけていた」(24歳女性・会社員)
Facebookは知り合いが見てるかもしれないし、Twitterはオープンなので心配、と言ったユーザーが、会員しか閲覧できない婚活サイトやマッチングアプリを利用している気がします。
そもそも、FacebookやTwitterなどのSNSは出会いをメインにしたサービスではないため、婚活や出会いを求めている異性がいるマッチングアプリの方が、恋人ができやすいのは当然ですね。
自分のまわりにSNS恋愛の経験者が「いる」と回答したのは約3割
これを聞くと、マッチングアプリが浸透しているなぁと感じます。一昔前だと、婚活サイトで出会いました、とか友人にはなかなか言えないものでした。
実は、あの人も婚活アプリやマッチングアプリを使っているかも!?
SNSから始まる恋愛は「あり」?
最後にSNSから始まる恋愛はありなのか、みなさんがどう感じているのかデータを見てみましょう。結果、アリ派が約4割でした。まだまだナシと考える人が多いようですが、やはり一昔前と比べればだいぶ抵抗が低くなってきているように思います。
以下、アリ派とナシ派のアンケート結果を抜粋して紹介します。
アリ派の意見
- 「本人同士が良ければいいかなと。真摯に向き合っての恋愛なら、どんな出会いの形でも問題ないはず」(37歳女性・パート)
- 「その人の中身がどうか、自分と合うかどうかは、出会い方とは関係ない話だから」(28歳女性・会社員)
- 「大人になると出会いがなかなかない中、出会いの場の一つだと思う」(37歳女性・パート)
- 「友人がそれをきっかけに結婚し、子どもが産まれて幸せそうだから」(36歳女性・その他)
- 「SNSで出会った人と結婚し、もうすぐ双子の赤ちゃんが生まれます。出会って10年近くになりますが、結果的にはアリだったなぁと思います」(32歳男性・会社員)
ナシ派の意見
ナシ派の意見では「相手のことがよく分からず怖いから」が理由の第一位になった。ネガティブな意見を見てみると、30代後半からの意見が多く見られ、年齢が上がるほどネット(SNS)での出会いに抵抗感があることがわかります。
- 「架空の人物になりすますことが簡単だから」(46歳男性・その他)
- 「SNSでの出会いから、事件に発展したケースをニュースでよく見かけるから怖い」(44歳女性・専業主婦)
- 「お互いに本気で相手を探してれば問題ないですが、そうでない場合もあるので」(37歳女性・専業主婦)
- 「SNSで出会って結婚した人を知っていますが、出会った場所については親に嘘をついているそうです」(38歳・専業主婦)
- 「実際に会って話をしてみても、時に相手をわからないことすらあるのに。ネット上だけでは極めて危険だと思う」(48歳女性・会社員)
まとめ
SNS(マッチングアプリや婚活アプリ)から始まる恋愛に対して、大手のマッチングアプリへの参入や独自の切り口でのアプローチ、おしゃれなUIなどが、特に若年層の抵抗感を低くなっている気がします。
今後も、(大きな事件がない限り)婚活アプリやマッチングアプリから始まる恋愛は、どんどん一般的になっていき、需要も大きくなっていくでしょう。
婚活サービスは選択肢がどんどん増えており、自分にあったツールを使いより安全に出会える世の中になってきたのではないでしょうか?
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