結婚相談所業界 最大手の楽天オーネットが運営する中高年向け婚活サービス「スーペリア」は、独身の中高年を対象に、「恋愛・結婚」に関する意識調査を実施しました。
2017年に公表された生涯未婚率(50歳までに婚姻経験が無い割合)は、男性が23%、女性が14%となり、5年前の同調査と比較して、大幅に生涯未婚率が高まっている結果となっています。中高年の婚活事情、どのような特徴があるのか、見ていきましょう。
独身中高年の恋愛・結婚に関する意識調査
楽天オーネットの中高年専門の婚活サービス「スーペリア」が実施した今回の意識調査は、50歳~69歳の一般独身男女420名を対象に行われました。(実施データの引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000022091.html)
生涯未婚率とは、50歳までに一度も結婚した事がない人の割合を言います。
中高年の独身男女に関する結婚事情
50歳〜69歳で独身の方は、婚姻歴はあるのでしょうか?また、異性のパートナーはいるのでしょうか?
独身者の 54.4% が、結婚した経験なし
全体の54.4%が「未婚」、35.8%が「離別」、7.8%が「死別」という調査結果となりました。男女別にみると、男性の61.0%、女性の47.4%が、結婚した経験が無いことがわかりました。
では、シニアの独身男女の皆さんは、異性のパートナーはいるのでしょうか?
中高年の独身男女 全体の16.6%に「異性のパートナーがいる」と回答
16.6%がパートナーあり
「現在あなたは異性のパートナーがいますか?」と聞いたところ、「パートナーがいる」と回答したのが全体で16.6%、男性が15.1%、女性が18.2%という結果となりました。
33.8% が異性のパートナーが欲しい
「現在いないがパートナーがほしい」と回答した割合は、全体では33.8%という結果でしたが、男性が43.9%なのに対して、女性が22.9%となり、男性の方が女性の2倍近く「パートナーが欲しい」という意識が高いことが分かりました。
特に、50代後半の男女は異性のパートナーが欲しいと回答した率が高くなっていました。楽天オーネットは、以下のような推測をしています。
男女ともに仕事、子育てが一段落する時期、またその後の人生について冷静に考える時期である50代後半に、「パートナーが欲しい」という意識が高まるという事が推測される
50代後半は、異性のパートナーを探すチャンスなのかもしれません。(関連リンク:中高年向けの結婚相談所)
パートナーがいる男女の約5割近くが「事実婚」「通い婚」という関係
9.7%が「事実婚」、35.5%が「通い婚」、45.2%が「恋人」関係という結果となりました。
中高年のパートナー関係は、結婚にこだわらず、趣味を一緒に共有したり、週末を一緒に過ごすといった関係を望む傾向が強く、今回の調査でもそのような結果になっています。
事実婚とは、社会的に夫婦と同一の生活を送っており、婚姻の意思がない状態の事をいいます。
中高年の恋愛・結婚事情まとめ
50代の独身男女を中心に、パートナーを探す傾向にあります。パートナーとの関係も、事実婚や通い婚など、独自の事情があるようです。
中高年専門の結婚相談所では、シニア世代の独自の婚姻事情に配慮したコースを設定している所が多いので、パートナーをお探しの方は、お近くの相談所に登録するのもパートナーを見つける有効な手段だと思います。
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